家を建てる時の税金と補助金
家を建てる時の税金と補助金
こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保篤です。
家を建てる時には税金だけでなく補助金も
あります。
登録免許税や不動産取得税などの、納めなくてはいけない
税金ばかりだけでなく、家を建てる人に対して国から支給
される補助金という制度もあるのです。
また、税額の軽減措置や住宅ローン減税などの制度もあるので、
注意しておきたいところですね。
ここでは、
払う方でなく貰う方の補助金について、
代表的なものを、かいつまんで書いてみます。
➀すまい給付金
消費税の増税に伴ってできた制度です。
年収に応じて10万円~30万円の補助が国からでる制度です。
ただし、年収が510万円を超える人に対しては、給付されません。
また、住宅ローンを利用せずに、家を建てた人に対しては、
50歳以上という条件があります。
②地域型住宅グリーン化事業の補助金
長期優良住宅や認定低炭素住宅、ゼロエネルギー住宅を建てた人
に対して、100万円~185万円の補助を国からしてもらえる
制度です。
どんな家に対しても、補助金が出るわけではなく、家が一定以上の
性能を持っていなくてはなりません。特にゼロエネルギー住宅は、
ハイスペックな性能を求められることになるので、建築時の
初期費用がかさむこととなります。
➂省エネ住宅ポイント
お金にはなりませんが、一定基準をクリアしたエコ住宅に対して、
30万円分のポイントが付与されます。ポイントは、商品券や復興商品
との交換や復興への寄付に充てることができます。また、新築時の追加
工事などの費用に充てることも可能です。
これらの補助を受ける時の注意点は?
まず、②と③を同時にもらうことはできず、どちらかとなります。
また両方とも、国の年度予算内での補助となるので、ある意味早い者
勝ちとなってしまいます。
②の地域型住宅グリーン化事業についてですが、
どんな建築会社で新築をしても、補助金をもらえるわけではなく、
国が認めたグループに所属している中小工務店に建築を依頼する
ことが条件となります。
名称からして地域型ですので、大手住宅メーカーでなく、
工務店志向の方のための補助金となります。
最後に、残念ながら、これだけの額と種類の補助金があるのに、
こういった制度に詳しくない、もしくは全く知らない工務店
も、なかには存在するのは事実です。
家づくりを相談する時には、
このような制度に対応できるのか、依頼しようとする
工務店に、必ず聞いてみることをお薦めします。
大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。