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八王子の注文住宅と発想の自由と清風亭

2015年7月21日

注文住宅、発想は自由でいい

こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保篤です。

以前から、興味のあった渋沢栄一の故郷である深谷へ行ってきました。
栄一ゆかりの建物が数多く、今も現存しています。

その人となりと建物の特徴をガイドさんに
詳しく説明してもらいました。

清風亭

その功績は言わずもがなですが、深谷という農村から
“日本資本主義の父”と呼ばれるような偉人が排出されたことは、
驚きでした。

渋沢の功績の一つとしてレンガ製造があり、深谷で日本で
初めての機械式のレンガ製造会社を設立したそうです。

そこで作られたレンガ約800万個が東京駅の建築時に使用
されたとのことです。

そのせいか、深谷はレンガの町を標榜しているそうで、
たしかに、町のいたるところにレンガを使われた建物や橋を
見ることができます。

ちょっと面白く感じたのが、渋沢栄一の
生家の和風の塀です。

レンガと和の塀
下見板と漆喰、瓦に、なんと、レンガが一部に使用されています。
普通の感覚では出てこない発想の取り合せです。

レンガ製造の拠点の地だったこともありますが、これはこれで
アリな発想だと個人的に感じることができました。

他にも、いろんなゆかりの建物を見て感じたことは、
形式に捉われていないということです。

栄一ゆかりの清風亭と誠之堂という洋館の中には和の部分、
中華的なデザインなどが散りばめられていました。

たとえば、洋室の天井に和室で用いられる網代、
(杉皮や桧皮を編んで模様にした天井)
洋室に網代天井

ステンドグラスの模様は中華思想の龍と鳳凰が描かれていました。龍と鳳凰のステンドグラス

ちなみに、この建物の壁に使われた内外装には、現在では
使われなくなってしまった、マグネシウムとにがり、から構成
されたマグネシアセメントというものが使われていたそうです。

実は、このマグネシウムとにがり、は私の会社でよく使用している
珪藻土「はいから小町」に使われています。

今では使われなくなってしまった素材が、私の会社がつくる住宅に
生かされている、しかも渋沢栄一ゆかりの建物と同じ材料で、
と思うと感慨深いものがあります。

今回感じたことは、注文住宅をつくる時の発想は
自由でいいということです。

注文住宅には、自由設計という言葉が良く使われます。
ただ、カタログやモデルハウスを見て形式的に計画するのではなく、

少しのアクセントにだけでも、自分なりの発想
を取り入れることも、可能なことだと思います。

文化財や作品を残すといった肩肘張った感覚でなく、それぞれ
個人の思い出やこだわりを散りばめた、家づくりのお手伝いが
できればと考えています。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保篤
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