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八王子の注文住宅、珪藻土の壁

2015年10月16日

注文住宅を新築する時、塗り壁の選び方

こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店
を目指す、大久保工務店 代表の大久保篤です。

塗り壁にも種類があります。

珪藻土の壁
注文住宅を新築する時に、塗り壁を使ってみたい!
という人には、それぞれの特徴を知って選んで欲しいと
思っています。

私の会社で使っているのは、漆喰、珪藻土、
パーフェクトウォールです。

中でも、私の会社での一番人気は珪藻土で注文住宅の
新築やリフォームでよく使われています。

人気の理由を考えると、私自身が好きでおススメして
いることもあるかもしれませんが、塗り方のパターン
つけが自由なことと、調湿性能があると思います。

ではなぜ、私が塗り壁を薦めるのかというと、
一番の理由は単純に見た目、カッコ良さです。

建築のプロとしては、ビニールクロスをあたり前の
ように使うのは、お客様にちょっと申し訳ないと思って
いるのです。

ビニールクロスにも塗り壁調の模様がついたものが
ありますが、本物の塗り壁とは言葉では説明できない
ほどの違いがあります。

私の子供時代に育った家も和室以外は、ビニールクロス
でした。

その後、社会人となり住んだアパートや賃貸マンション
もビニールクロスでしたので、それが普通だと思って
いました。

しかし、塗り壁の風合いを知ると、正直、あたり前の
ようにビニールクロスの見本帳をお客さんに渡して
「好きなのを選んで」では申し訳ないと思うようになりました。

塗り壁は、光の当たり具合で陰影ができたり、色の
見え方が微妙に変化するので、表情が豊かといえると
思います。

上の写真で説明しきれないのが残念ですが、
やはり、人工的に作られた模様と、左官職人の手で
塗られた模様とでは実物を見ると段違いです。

では、漆喰、珪藻土、パーフェクトウォールの中で、

どれを選ぼうかとなると、
表情の好み、性能、コストを考えての選択になると
思います。

まず表情ですが、
漆喰は表面がツルツルした感じです。珪藻土はザラザラ
感がある仕上がりとなります。

パターンつけは、漆喰はフラットな印象で塗ることが
可能ですが、珪藻土は真っ平に塗ることはできません。

ツルツルした仕上がりで、フラット系が好みであれば、
漆喰、

ザラザラ感の表情でパターンつけを楽しむのであれば、
珪藻土を選ぶのがいいと思います。

次に性能ですが、
調湿機能を優先するのであれば、ずばり珪藻土です。

長くなるので、細かい試験データなどの数値はここで
示しませんが、私の会社で使っている珪藻土は抜群の
調湿性能があります。

漆喰も確かにある程度は調湿しますが、性能面で言えば
断然、珪藻土に軍配が上がります。
また、珪藻土には消臭機能という性能メリットもプラス
されます。

最後にコストを考えると、
珪藻土と漆喰を比較すれば、材料代と施工の手間代を
トータルで考えると珪藻土の方が安くあがります。

しかし、珪藻土が漆喰よりも安いからと言って、
ビニールクロスと比較するとかなり高い単価です。

ただ、塗り壁は、経年劣化でビニールクロスのように
剥がれたり、薄汚れた印象に将来ならないので、張替え
のコスト迄を考えると、差額はしれています。

それでも、できるだけ安くということであれば、
パーフェクトウォールという選択になります。

これは粘土系の材料で、調湿性能と自由なパターンつけ
は期待できませんが、できるだけコストを抑えたもの
です。

予算は厳しいけど、ビニールクロスではどうしても
物足りないという場合に、選択できる塗り壁です。

自然素材も色々と種類があって、迷ってしまうことが
あると思いますが、それぞれの人に合った選び方を
アドバイスできたらと思っています。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保篤
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