注文住宅を建てる時の土地探し、建築条件付土地の場合
こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店
を目指す、大久保工務店 代表の大久保篤です。
建築条件付土地でも注文住宅は可能か?
前回、土地探しをする際の注意点について書きましたが、
今回は建築条件付土地についてです。
土地を購入しようとして、ネットや不動産屋さんで
探したことがある人なら、この言葉を目にしたことが
あると思います。
建築条件付土地って何?
と思う人もいると思うので、説明します。
建築条件付土地とは、文字から想像すると建てる家の
形状や外壁の色などの指定がある土地のように
思うかもしれませんが、そういうことではありません。
土地の販売者が購入者に対して、住宅を建てる時の
建築会社を指定して販売している土地のことを言います。
平たく言えば、
「○○ホームで家を建てることを条件に、この土地を
売りますよ」ということです。
土地の販売者と家の建築業者が同じ場合もありますし、
別々の場合もあります。
販売者としては、土地代金だけでなく住宅の建築工事
でも利益を出せることとなりますし、
別の会社に建築を任せるとしても、リベートが入る
可能性があり、メリットがあるかもしれません。
また、建売住宅のように家が完成してから売る
のではなく、完成の前に買い手を見つけられるので、
販売者にとっては会社の資金繰りなどの面で
メリットがあると思います。
建築条件付土地であっても、土地の契約と建物の契約は
それぞれ別々に結ぶこととなりますが、
土地の契約後、3か月以内に建物の請負契約を
結ばなくてはならいことが一般的のようです。
3か月以内に建築工事の着工ができなければ、
土地の契約は白紙になることになります。
では、
購入者にとってはどんな
メリット、デメリットがあるでしょうか?
メリット
●完全な注文住宅と違い、工務店や住宅メーカーを
選ぶ手間が省ける。
●建売住宅のように出来上がったものではないので、
ある程度、自分の希望を実現できる。
●建売住宅と違い、工事中のチェックができる。
デメリット
●気に入った工務店、住宅メーカーで建てられない。
●じっくりと家の間取りや仕様について考える期間が短い。
●自由設計だと思ったが、あらかじめプランや仕様が
決まっていて、実質、建売住宅と変わらない場合がある。
●仕様を変更しようとすると建築費が高額になる
ことがある。
他にもいろいろとあると思いますが、
建築条件付土地を購入して、家を建てることに
向く人と向かない人がいると思います。
建築条件付土地でも、あくまで土地を購入してから
家を建てることに変わりはないので、注文住宅と呼べると思います。
ただし、上に書いたような、
メリット・デメリットを認識していないと
満足度が変わってくるはずです。
特に、無垢フローリングや珪藻土などの塗り壁に
したかったけど、仕様変更ができなかった。
もしくは、自然素材の家にしようとしたら金額が
かなりアップした。対応してもらえなかった。
なんてことは、私もよく聞くことです。
土地だけでなく、家へのこだわりが強い人が
建築条件付土地を選ぶ場合は、
指定された建築会社の姿勢や技量も
よく見極めることをお薦めします。
大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。
大久保工務店の資料をご希望の方は、こちらからご請求ください。
家づくりを考えているけど、
忙しくてなかなか時間が取れない方、
何から始めたらわからない方に、
無料メールセミナーを用意しています。
こちらからご登録ください。