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八王子の家づくり会社薪ストーブの例

2019年4月25日

新築 薪ストーブを設置する時のポイント4つ

新築をする時に薪ストーブを置きたい
という要望がたまにあります。

家の中でオレンジ色の炎がユラユラしているのを目にすると、
ゆったりとした気分でいられますね。
大久保工務店でもこの前のお引き渡ししたお家に設置しました。

今回は家づくりで薪ストーブを入れるかどうか
決めるときの大事なポイントについて書いてみます。

ポイント①時間と体力またはお金があるか。

八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店
を目指す、大久保工務店 代表の大久保篤です。

新築 薪ストーブ

寒い冬に薪ストーブを暖房の主な手段として使う場合は、
時間と体力もしくはお金が必要です。

というのも、薪を確保しなければならないからです。

薪はどんな木でもいいかというと、
そうではなく、
杉やヒノキの針葉樹だけではなく
ケヤキやブナなどの広葉樹が主に必要となります。

簡単に言うと、
軽くて燃えやすい木と、
重くて燃えにくい木
が必要となるのです。

比重が軽い針葉樹は燃えやすいのですが
長持ちしないので着火用、焚き上げようとして、

比重が重い広葉樹は長持ちするので、
種火として使います。

それらの薪の一冬分は結構な量になります。

ではどのようにして、入手するのか。

お金をかけたくなければ、
植木屋さんにもらいに行くという
方法があります。

植木屋さんは仕事で剪定した木を処分
しなければならないので、言えばただでくれます。

それにはやはり、もらいに行く時間、
薪を割る体力が必要となるのです。

時間がない人は、薪を購入という手段がありますが、
これが意外と安くありません。

おそらくエアコンや他の暖房器具のランニングコストの
ほうが安く済みます。

ポイント②適切な配置場所を工務店に相談する。

薪ストーブの配置場所も重要なポイントです。
どの部屋を暖めたいのか?
暖めたい部屋の広さは?
などです。

空気、熱の循環を考えて配置する場所を
決めていくにはやはり専門家の知識が
必要となります。

薪ストーブ販売店と工務店の両方の知識
を有効に利用しましょう。

気をつけないといけないのは、
薪ストーブにプライオリティーを置き過ぎることです。

輻射熱の効率等を優先しすぎると、
薪ストーブありきプランになり過ぎて、
人ではなく薪ストーブのための間取りに
なってしまうのです。

そこは、何のための家なのかを再認識して
工務店に知恵を出してもらうことが必要です。

先日お引き渡した家でもこの点が
一番気をつけた点でした。

ポイント③金額を知る

インターネットで薪ストーブを調べると
いろんな種類があり、金額も様々です。
ホームセンターなどでも目にすることもあります。

当然、金額によって暖房としての機能、効率、
耐久性の優劣はありますが、
忘れてはならないのは、
工事費も掛かることです。

薪ストーブはかなりの熱を発するのでその付近は、
レンガやタイルなど燃えない素材で覆わなければなりませんし、
その下地も不燃の物を使って熱が逃げる仕組みを
工務店に作ってもらわなければなりません。

他にも屋根や壁に穴をあけて煙突を通すわけですから、
雨漏りしないように適切に
工事してもらわなければなりません。

薪ストーブの製品代にだけ目が行きがちですが、
薪ストーブを置くことによって、
普通の家とは違う工事代が発生すること
をわかっておく必要があります。

④メンテナンス方法を知る

薪ストーブ内部の煙突内にはススが溜まりますし、
ストーブ内部も掃除しなければなりません。

ポイント①の時間と体力、お金とダブりますが、
メンテナンスも自分でするのか、
専門家に頼むのか両方の選択肢があります。

自分でやるのであれば、ススの溜まりにくい薪の燃やし方、
煙突の掃除の仕方を覚えておく必要がありあます。

いかがでしたか、

薪ストーブ一つをとっても意外と奥深いものがある
と感じられたのではないでしょうか。

薪ストーブのある新築をお考えでしたら、
大久保工務店までご相談ください。
施工エリアは八王子近郊となります。

お問い合わせはこちら
投稿者:大久保篤
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