注文住宅 準備すべき税金、諸費用
家づくりの相談でお見えになるお客さまに、
当社では、まず初めにファイナンシャルプラン、資金計画
からアドバイスさせていただいております。
ほとんどの方が、当社の相談を受ける前に土地代はこの位、
建築費はいくら位、外構工事はいくら位と想定されています。
しかし、税金、諸費用といわれる部分は曖昧な方が多いと感じます。
注意1:諸費用、税金は意外と高い
八王子市で創業59年、自然素材の家づくり№1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保 篤です。
夢のマイホームの話なので、間取りやデザインのことを
書きたいのですが、税金、諸費用という面白味のないことを書きます。
なぜかというと、この部分を甘く考えていると予算オーバー、
聞いてないよ!ということになるからです。
そう、意外と高額になることがあるからです。
甘く見ておくと、建物の大きさを小さくしたり、
使う材料を安い物に変更しなくてはならなかったりします。
場合によっては、計画自体を見直しということもありえるのです。
最近、当社で家づくりをさせていただいた方の例で言うと、
諸費用・税金は150万円~400万円くらいの方が多かったです。
金額にこれだけの幅がある理由は、
住宅ローン借入金額の差
土地から購入と建て替えの差
土地から購入の場合、その評価額の差
などによります。
注意2:諸費用、税金の種類
それでは、一言で諸費用、税金といっても、
どんなものがあるのでしょうか。
代表的なものを挙げてみます。
・住宅ローン手数料
・住宅ローン保証料
・つなぎローン利息、ローン分割実行利息
・火災保険料、地震保険料
・土地仲介手数料
・土地の所有権移転登記費用
・抵当権設定登記費用
・建物表題登記費用
・所有権保存登記費用
・不動産取得税
と思いつくまま挙げてみました。
これだけの種類があれば、注意1で示したような金額になるのも
不思議ではありませんね。
注意3:諸費用、税金の見積り方
それでは、これだけのものを一つ一つ見積もるには、
どうしたらいいのでしょうか。
ネットで検索すれば、だいたいのことは調べられる時代です。
時間のある方は、少し手間が掛かりますがそれで金額を
把握することが可能です。
ただし、住宅ローンはどこの銀行にするのかによって、
住宅ローン手数料や保証料、つなぎ融資利息などは差が出ますし、
不動産取得税も固定資産評価額を把握できなければ、
あくまで目安の金額となります。
一番手っ取り早く見積もるのは、工務店や住宅メーカーに
相談をしてみることです。
いかがでしたか?
家づくりにおいては、諸費用といっても意外とバカにできないことが
おわかりいただけたと思います。
このことに限らず、家づくりについて知識がないと、
あれもこれも考えるのはなかなか大変だと思います。
かといって、建築会社に相談に行くと、しつこい営業を受けそうで、
気が引けると思います。
しかし、工務店などの営業マンがいない会社だと
しつこく営業されることもなく、
詳しくアドバイスしてくれる会社もあるはずです。