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省エネ住宅以外の家は建たない

こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保篤です。

省エネ住宅でないと、家を建てられなくなります。省エネ基準

いきなり何のことか、分かりずらいかもしれませんが、
本当のことです。2020年以降はそうなります。

家を建てる時に関わってくる法律や条例は、建築基準法を
はじめとして意外といろいろあります。その中に、
省エネルギー法というのがあります。

どんな法律なのかというと、生活する際に石油やガスなどの
エネルギーをできるだけ消費しない家にしましょうという法律です。

法律の目的は、なかなか減らないCO2やエネルギー需給の問題
について、各家庭も協力してくださいね!ということだと思います。

どんな家に住んでいても、冷暖房の運転を控えたり、家電製品の
コンセントを抜いたりしてエネルギー消費を抑えればいいんじゃ
ないの?と思うのですが、

これから新築される家については、そこで生活した場合、どれだけ
エネルギーが消費されるのか計算して、

国が決めた省エネ基準をクリアした性能
でないと
新築は認められなくなるのです。

これまでも、何年も前から国が住宅に対して定めた省エネ基準は
ありました。

ただ、その基準をクリアしなければ、家を建てることはできない
というわけではありませんでした。
あくまで目安、奨励という感じだったのです。

しかし、2020年からは計画・設計の段階で、基準値をクリア
していないと建築を認められなくなります。

この省エネ基準、実はすでに2年前に
中身が変更されています。

すこしだけ詳しく書くと、
これまでの基準は主に、家の断熱性能についての基準といって
よかったと思います。

ごく簡単に言えば、どの位の性能の断熱材やサッシなどを使って
家を建てるのかということです。

断熱性能が良ければ、冷暖房設備などの運転も控えられるというこ
とを想定した考え方だったといえます。

変更後は、
家の断熱性能に加えて、どの位のエネルギー
消費量の設備を家で使うのかということです。

設備とはエアコン、給湯器、照明器具、換気装置などです。

当然、断熱性能が高くて、エネルギー消費の少ないグレードの
設備機器を入れた家であれば、基準をクリアできる可能性が高い
ということになります。

肝は、家づくりの計画段階で、建物の断熱性能と設備性能を
複雑な計算をして、家のエネルギー消費量を算出して数値で
示さなければならなくなったことです。

そうなると、
今までよりもスペックが高い、建築費が
かさむ家を建てなくてはならないという
心配があると思います。

しかし、普段から勉強している工務店にとっては、いかにコストを
抑えて省エネ基準をクリアするか検討しているので、それほど高い
ハードルではないと考えています。

また、エネルギー消費が少ないということは、ランニングコストが
抑えられるので、月々の電気代などが安くなるメリットもあるという
ことです。

それよりも、
省エネ基準は、建てる前の計画・設計段階での基準なので、
しっかりした施工力のある会社に頼まないと、
せっかくの省エネ基準が絵に描いた餅
となってしまいます。

たとえば、性能のいい高額な断熱材を使っていても、壁の中にしっかりと
充填されておらず、隙間が空いていたりすると計画通りの断熱性を得る
ことができません。

あくまで、手を動かすのは職人ですので、省エネ基準が改正された意図、
どうすれば、各住宅で計画した省エネの基準値を達成できるのかを

しっかりと各職人に説明、周知して取り組んで
いきたいと思います。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保篤
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