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八王子の工務店、無垢と珪藻土

2015年11月27日

注文住宅を建てる工務店と住宅メーカーの違い

こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店
を目指す、大久保工務店 代表の大久保篤です。

注文住宅も工務店より、住宅メーカーが安心?

工務店、無垢と珪藻土

横浜でのマンションの杭工事の問題が、全国に広まって
毎日のように新聞やテレビを賑わせています。

誰もが知っているような会社が売主、施工者、下請け、孫請け
として関わっていたので、世の中へのインパクトが
大きいと思います。

以前から言われていますが、建設業の重層下請構造が
問題の一端と言われています。

重層下請という言葉を説明すると、仕事の流れが、
ゼネコン⇒下請け⇒孫請け⇒さらにその先へと発注
されていかれることです。

現場で働く人員数は下へ行けば行くほど、多くなる
ピラミッド構造で、指示も上から下へ流れていくことと
なります。

では、マンションよりも規模の小さい
注文住宅でも、同じような下請け構造で
作られているのでしょうか?

結論として、下請けを使わないで家を建てている会社は
ほぼ存在しないと思います。

注文住宅を建てるにしても、大工さんだけで完成できる
訳ではありません。

基礎工事、左官工事、屋根工事、水道、電気etc…
といろんな専門性を持った職人が現場に入って
作業をします。

けっして、住宅メーカーの社員が作業して作るわけでは
ありません。

小さな工務店でも、大工さんや他の職種の職人を社員
として抱えている会社と、作業する職人は一人もいない
会社の2種類があります。

私の会社にも社員職人は数人いますが、
全ての作業を自社の社員で工事することはなく、
注文住宅を作るには、いろんな職種の下請けが必要と
なるわけです。

では、工務店や住宅メーカーは何をやっているのか?
となりますが、営業、設計、工事管理、工事監督をすることになります。

それなら、
工務店も住宅メーカーも仕事のやり方は
大体同じ形態なのね!

と思うかもしれませんが、少し違います。

工務店でも、もう一種類の工務店が存在します。
住宅メーカーの下請けオンリーで仕事をしている会社
が存在します。

この形態の工務店は、営業や設計をする必要がなく、
工事管理だけで済みます。

会社を運営するうえで固定費が少なく、仕事にあぶれない
ことが経営上のメリットです。

住宅メーカーとしては、そのような下請け工務店に
工事管理を任すことができ、

自社の社員監督は多くて10棟以上の現場を同時に
掛け持ちすることが可能となるわけです。

つまり現場には、たまに行けば済むこととなり、
工務店の監督が毎日のように現場に行くのとは仕事の
仕方が異なるわけです。

大きく違うのは、顔が見える仕事か
見えない仕事かです。

工務店は注文住宅を建てる時には、余程のことがないと
下請けでも、孫請け業者の人間は現場に居ないと思います。

しかし、住宅メーカーの現場では、下請け工務店以外の
ほとんどの職人が孫請けとなります。

さらに、現場に行く回数がたまになので、
顔すら合わせることがない職人がいるはずです。

その代わりに、作業内容を細かくマニュアル化して
管理する必要があるのです。

また、住宅メーカーの社員は、頻繁に現場に行くことが
できないので、品質管理の難しい無垢材や珪藻土などの
自然素材はあまり使わず、

マニュアル化しやすく施工の簡単な、合板フローリングや
ビニールクロスを好む傾向にあるのです。

職人の立場に立って考えると、
住宅メーカーは上意下達でコスト、工期に縛られる、
管理されながらの仕事相手

工務店は、マニュアルだけに頼らずに、顔を会せて
一緒に仕事をしていく共同体といえると思います。

ここまで、工務店寄りの内容で書いてしまいましたが、

注文住宅を建てる時にどちらを選ぶのか?
は志向に合わせて決めるのも一つの方法だと思います。

抽象的な言い方になりますが、
手作りの良さを求めるのであれば、工務店、
ブランドを重視するのであれば、住宅メーカー
という選択方法です。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保篤
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