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八王子の高性能住宅を建てる工務店、自然素材の家づくり

2016年5月6日

自然素材の家の耐久性は高いのか?

自然素材の家は耐久性が高いの?普通の家と比べてどうなの?
と質問を受けたことがあります。

私は普段、自然素材の家の良さに触れていますが、
こと耐久性となるとどうでしょうか?

はっきり言います。
自然素材の家だからといって、普通の家と比べて耐久性が格段に上がる
ということはありません。

だけど、自然素材の家だから耐久性が上がる部分もあります。

どういうケースの時に上がるの?
ということについて、書いてみました。

自然素材の家の地震への耐久性

自然素材と資金計画
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店
を目指す、大久保工務店 代表の大久保篤です。

自然素材の家というと思い浮かべるのは、まず木の家ですね。
木造住宅は地震に弱いというイメージが一般的にあるようですが、
はたして本当でしょうか?

そもそも木造よりも鉄骨造、鉄筋コンクリート造のほうが
強いと思う人が意外と多いのですが、そうとは一概に言い切れません。

どんな構造の建物でも、耐震設計がどのように行われたかによって、
地震に対する耐力が決まってくるものです。

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」という法律があります。
その中に耐震についての評価基準があり、耐震等級と呼ばれているものがあります。
簡単に言うと、
耐震等級1=建築基準法を満たす強さ
耐震等級2=建築基準法の1.25倍の強さ
耐震等級3=建築基準法の1.5倍の強さ
という目安になります。

耐震等級3の木造もあれば、耐震等級1の鉄筋コンクリート造も
あるので、一概に木造は弱いとは言えないことになります。

つまり、自然素材の家とか、木造、鉄骨という分類が地震への
耐久性を決めるものではないはずです。

自然素材の家の内装部分の耐久性

今の普通の家の内装は、壁、天井はビニールクロス、
床は合板フローリングが主流です。

自然素材の家では、珪藻土や漆喰などの塗り壁、床は
無垢フローリングが主に使われています。
内装材の耐久性については、壁も床も自然素材に軍配が上がります。

ビニールクロスは年数を経て剥がれてくるものですし、
合板フローリングは、表面だけに薄い木目のシートが貼られているので、
こちらも10年、20年で、劣化し張替えをしたくなるのです。

珪藻土などの塗り壁材は全く汚れないということはありませんし、
傷もつきますが、簡単な補修をすることにより長持ちのする素材です。

また、無垢フローリングも傷つきやすい、汚れたら大変!
というイメージが強い人が多いと思いますが、傷も汚れも
簡単に補修する方法はあります。
考え方によっては、傷も味わいのうちととらえることもできます。

内装部分についていえば、自然素材の家は耐久性が高い
と言えるのは間違いないはずです。

自然素材の家の耐久性には見えない部分も大事

木造住宅にとって、大敵の一つは結露です。
致命的なのは、内部結露といわれる壁の中で起こる結露です。

窓ガラスが結露する程度であれば、拭くことができますが、
床下や壁の中で結露が発生した場合は、手を入れることもできません。

一番よくないのは、柱や土台が濡れることで腐朽を進めてしまい、
自然素材の家の耐久性を落とすこととなります。

これを避けるには、丁寧な断熱材の施工と換気計画によるところが
大となりますが、
湿気を吸ったり吐いたりする珪藻土や無垢材は、
ある程度の調湿効果を期待できる部分もあります。

自然素材の家ならではの耐久性を高めるもの

最後に、自然素材の家だからこそ、耐久性を高めることができる
効果についてお話します。

断熱性や気密性、耐震性などのスペックも家の耐久性を高めるためには、
とても大事な要素です。
しかし、それ以上に大事なものは住む人の家への愛着です。

ビニールクロスや合板フローリングなどの新建材の劣化の仕方は、
味わいを感じることができないので、家への愛着を生みにくいものです。

自然素材の家の場合、塗り壁や無垢フローリングに傷がついても
風合いを感じたり、簡単なメンテナンスをするうちに愛着が生まれ
やすくなるはずです。

つまり、家への愛着が長く保つことができるので、自分の住み家への
関心も長続きすることにより、タイムリーなメンテナンス時期を逃さず
に致命的な劣化を招きにくいはずです。

愛着心を生み出すことが、自然素材の家ならではの家の耐久性を高める
効果といえるのではないでしょうか。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた企画住宅「べっぴんハウス」や、
自然素材の家の資料をご用意しています。

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投稿者:大久保篤
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