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建売住宅イメージ

2016年10月4日

「家を買う」?それとも「家づくり」する?

「家を買う」とか「家を売る」とか
よく耳にします。

その一方で「家づくり」という言葉も
あります。

「家を買う」と「家づくり」
どちらも、同じく
マイホームを手に入れることではありますが、
全く違うことです。

「家を買う」のか「家づくり」するのか、

マイホームの計画があるのなら
自分に向いているのはどちらなのかを
まずは把握して進めていくべきです。

建売住宅を買う
同じ家

八王子市で創業55年、自然素材の家づくり№1工務店を目指す
大久保工務店 スタッフの大久保ともこです。

「家を買う」という場合、
その家は、商品・モノという
意味合いが強いように思います。
建売住宅は、「家を買う」という表現がぴったりです。

モノとしての家は、

寝て起きて食事してお風呂に入って・・・
それらが、不都合なく出来きて、
雨風も防げて、安全も確保できる。

これなら、商品としてその家は
不良品ではないし、合格点でしょう。

洋服をお店に買いに行き、
実物の洋服を見て、試着してみて、気に入って、
「はい、お買い上げ」
なら、簡単お手軽で、大して時間もかからず
すぐに自分のものになります。

そんな感覚で
商品・モノとしてその家を気に入れば、
「はい、お買い上げ」
それで充分満足のお買い物になりますね。

家として、普通に住める程度に
合格点の家ならそれで良い

具体的な希望やこだわりがないとか、

実物を見てから決めたい人、

すぐ住みはじめたい時間的な事情があるとか、

あれこれ考えたり決めたりするのが
面倒な人にも、とても良いですね。

ただ、万人受けするように作られているので、
自分の家なのに、お隣さんと同じとか、
だれかの家とソックリとか、

どこにでもよくありそうな、ありきたりの家である
場合が多いです。

「ここにコンセントがあったら便利なのに」
「この棚の高さがちょっと不便」

といった事もありがちです。

量産ハウスメーカーの家を買う

量産ハウスメーカーの家も
「家づくり」というより
「家を買う」という意味合いが強いと思います。

注文住宅とかセミオーダー住宅などと
謳っているのにどうして?
とお考えになるかもしれません。

それは、仕様がほぼ決められているからです。
だから、やっぱり似た感じの家になります。

仕様を変更することも
もちろん可能ですが、

その場合、追加料金がかかったり、
それがとても高くついたり、
やんわりと反対されたりといったことが
起こり得ます。

大雑把に言ってしまえば、
量産ハウスメーカーの注文住宅は
建売住宅では叶わない「こだわり」はある程度実現しつつ、
建売住宅をよりデラックスにグレードアップした感じに
近いと思います。

お気に入りのブランドのお店に行って、
「ここのお店、好きなの~。このブランド、オシャレだよね~」と
気に入れば、満足のお買い物になります。

間取りや内装が、何となく似通った
家だとしても、

大手で安心感があるとか、
その量産ハウスメーカーの
ブランド自体が気に入っているなら、
大満足の買い物となるでしょう。

洋服やバッグを買うときと同じで、

ブランドそのものが好きなのであれば、
価格と品質が本当に妥当かどうか、といったことは
二の次で良いという考え方です。

量産ハウスメーカーは、
住宅展示場や、豪華なパンフレット、
俳優やモデルを使って宣伝したりしています。
CMソングなど、小さな子供も知っているほどです。

住宅展示場の維持費も、宣伝も、営業マンも、
家以外に係る費用です。

量産ハウスメーカーの場合、
それらの費用が、家の価格に上乗せされてしまいます。

それを高いと考えるのか、

「大手ならやっぱり何となく安心」の安心料金や
ブランド料金が家の価格に含まれていることを
それでよし、逆にそれがよしとするのかは

人それぞれの考え方や価値観の部分です。

じゃあ、「家づくり」は?

マイホームを検討中の人で、

寝て起きて食事してお風呂に入って・・・
それらが、不都合なく出来れば、
それだけで充分です、それが満足の暮らしです

という人がいるのは事実かもしれません。

でも、
家づくりは
ただ単に家を建てることではなく
暮らしを楽しみ、家族が幸せになるための場所を
作っていくことだと思うのです。

あの人の幸せと自分の幸せは同じなの?
あの人の暮らし方と自分の暮らし方は同じで良いの?

自分にとっての幸せな暮らしが
他の人と同じ家、同じ暮らし方で実現できるのでしょうか?

こんな暮らしなら、こんな家だったら
「万人うけする」から
良いですよ、間違いないですよ、と
一くくりに出来るものでもありません。

自分も、「万人」の中の一人ではあるけれど、
個の部分、好みや譲れない部分が
もちろんありますね。

コンビニスイーツは美味しいし
ファミレスは手軽で、どこの店舗でも変わらず
同じ味、同じサービスが楽しめ、

お手軽で便利、安心感もあります。

多くの人に支持されるように、
万人うけするための努力もすごいのだと想像できます。

でも、
大切な家族の誕生日は
手軽なコンビニスイーツで済ますのではなく
ちょっと特別なケーキでお祝いしたいですよね。

家だって、「万人うけ」するだけの家、
それだけじゃ、つまらないし味気ないと思うのです。

家は生活するためのハコ、モノでは
あるけれど、

楽しい暮らしを作り出す場所、
家族が幸せになるための場所と考えれば、

「万人うけ」するだけでなく、
チョットした自分仕様があるからこそオモシロい。

そして自分仕様を無理なく実現できれば
大満足ですね。

家を買えば終わり、建てて終わりではなく、
暮らし始めてからもずっと続いていくのが
家づくりです。

住んでからの暮らしを楽しみたい、
家族とすごす時間を大切にしていこう、
とお考えの方には、

家を買うのではなく、
家づくりが向いています。

いかがでしたか?

家を、モノと考えるか暮らしと捉えるかで

「家を買う」べきなのか
「家づくり」するべきなのか
変わって来ると思います。

単に生活をする場所としての
ハコ・モノと考えるのなら、

自分の好みのハコを見つけて買うことができれば、
それで完結です。
気に入る家を探して「家を買う」ことを
お勧めします。

家を、幸せな暮らしの場所として
捉えるなら、
「万人うけ」する家でなく
自分達家族にとっての快適な家を実現させる
「家づくり」をすべきです。

家は、建てて終わりではありません。

住み始めてからも、
家族との暮らしの中で、幸せをつくり続けていく
のが「家づくり」なのだと思います。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保朋子
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