八王子で、創業54年誇り高い社員職人が、精一杯腕を発揮して、お客様から感謝され、一生お付き合いすることが、私の恩返しです。

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家を長寿命住宅にするには?

投稿日:2015年07月10日 作成者:


こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保篤です。

日本の戸建住宅の寿命は、30年程度と言われてきました。愛着ある無垢の床

住宅建築にたずさわっているものとしては、情けなく感じています。

国の住宅政策も、戦後から続いてきた住宅不足による大量供給の方針
から、やっと、住宅の長寿命化、ストック化へと舵を切ったところです。

これから新築される住宅の長寿命化の政策の1つとして、6、7年前に
長期優良住宅の認定という制度ができました。

長期優良住宅として認定されると、住宅ローン減税の控除額の拡充や、
フラット35の金利引き下げなどの面で優遇されるメリットがあります。

国も、アメを与えて長持ちする家を増やしていこうと考えているのだと
思います。

長期優良住宅として認められる基準は、次の通りとなります。
耐震性、劣化対策、維持管理の容易性、省エネルギー性、
などの項目で、国が決めた一定の基準を満たすことです。

耐震性や断熱性能の数値化、床下や天井裏を点検しやすい位置へ
点検口を設けること、建物の基礎や柱など構造をいじることなく
配管を交換できることetc…
と技術的側面が強い認定基準といえます。

今の家づくりの仕方においては、長寿命住宅が備えておくべき
最低限のスペックと言えるかもしれません。

でも、国がつくった制度や基準に沿って、
家を作っていくだけで、長持ちする家が
どんどん増えていくでしょうか?

実は個人的にはこれだけでは足りないと思っています。
家を長持ちさせるために、上記で触れたことは、国や
工務店などの作り手側の観点でのことです。

主役である、住む人側の観点が、欠けているのではないか
と感じているのです。

こういう言い方をすると、少し気恥ずかしいのですが、
欠けているものが何かといえば、住む人
の家への愛着心づくりです。

住む人の愛着心を生み出して、それを長く保つことができる家
でないと、長寿命な家とはならないと思うのです。

愛着心があれば、壊して建て替えよう、とういう発想は簡単に
生まれないはずです。場合によっては、数世代に引き継がれて
いくこともあるのではないでしょうか。

では、どうすれば住む人の愛着心を長く保つことが、出来るで
しょうか?

愛着心は、住む人個人の感情にかかわる部分であり、個人差が
ある部分なので、一概に論じるのは難しいと思います。

ただ、
家へ愛着心を長く保つには、自然素材を使う
のは、有効な手段の一つだと感じています。

これまで30年程度で壊されてきた家は、高度経済成長期に
建てられてきた、新建材という工業化製品を多用した住宅が
ほとんどだと想像します。

合板フローリングの表面が剥がれてベニヤ板が見えたり、
ビニールクロスが剥がれてしまうような劣化の仕方を見ると、
愛着はどんどん薄れてしまうはずです。

人がそのように感じてしまう感覚も、短命住宅を生み出す
一因だと思うのです。

新建材を多用した家と、自然素材を使った家の、どちらでも
長期優良住宅の認定を取得することができます。

ただ、劣化の仕方にも違いがあります。
はじめは、綺麗だったものがボロボロになる陳腐化した劣化と、
キズやシミがついても、風合いを感じることができる劣化です。

人はどちらに愛着を感じることができるでしょうか?

だから、無垢材や塗り壁などの自然素材を使った家の方が、
愛着を長く保つことができ、長寿命な家へとつながると
考えているのです。

現に、高度成長期以前に建てられた古民家が再生されたりして、
注目を集めているのは、数値や基準では表すことのできない、
味わいや愛着という部分があるからだと思うのです。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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無垢の床材に、合う壁は何?

投稿日:2015年07月08日 作成者:


こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保篤です。

無垢フローリングが最近人気です。無垢の床と塗り壁

私の会社ではこの数年、新築のお客様に無垢フローリングを
採用していただく率は100%近くになりました。

私個人が好きだというのもありますが、提案させてもらうと
賛同していただける方が多くなっていると感じています。

もちろん、提案するからには合板フローリングと比較しての
メリット・デメリットを説明して納得してもらってから使って
もらっています。

床を無垢フローリングにする方針が決まると、壁は安易に
ビニールクロスの見本帳から選びたくないのが、住宅建築
にたずさわる者の心情です。

床の無垢材と塗り壁などによる調湿機能
の相乗効果を期待したくなるのです。

それに、シンプルに見た目です。
優しく豪華に感じる無垢フローリングには、
壁も自然素材の雰囲気が合う
と考えているのです。
単純と言えば単純なんです。

壁に使うことができる自然素材も、羽目板(無垢フローリングの
壁に張るバージョン)、漆喰、珪藻土、布クロス…とあります。

ここでも、お仕着せになってはいけないので、それぞれの特徴、
汚れた時の対処方法などを説明しながら決めていただいています。
しかし、一番気になるのはその金額です。

木の羽目板を全室、全面に張ることはあまりないと思いますので、
ここでは塗り壁について書いてみます。

珪藻土や漆喰はビニールクロスと単価を比べると、約3~4倍程度
の金額となります。面積が大きくなれば、差額は結構な額となります。

ただ、ここで考えなければならないのは、
初期コストだけでなくランニングコストです。

あまり工業化製品のマイナスイメージばかりを言いたくはない
のですが、ビニールクロスは、色が変色します。

特に日光が当たりやすい部分は黄色や茶色に変色していきます。
化学糊で貼っているので、場合によっては剥がれてしまったもの
を目にすることは多いと思います。

また、水回りや湿度の高い場所では、カビが発生した壁を見た
経験もあるのではないでしょうか。

それに比べて、
珪藻土や漆喰はそういったことは、ほぼ発生しないのです。
なぜ、そういう現象が起こらないかを、ここで細かく書くことは
避けますが、言いたいことは長く使えるということです。

ビニールクロスの場合、初期コストは安い
ですが、住んでいる間に張替なくてはならい
ので、途中でお金をかけなくてはなりません。

また、塗り壁はボロボロ剥がれてしまったり、粉っぽかったり
するイメージを持っている人もいると思いますが、
それは昭和30年代40年代に全盛だった繊維壁と言われるもの
を想像しているのだと思います。

珪藻土や漆喰で、そういった現象は起こりません。
塗り壁は、長寿命なのでランニングコストで
考えれば、お得
ということです。

それでも、ちょっと手が出ないという人には、パーフェクトウォール
というコストの比較的手頃な塗り壁材か、布クロスをお薦めしています。
どちらも、湿気を吸ったり吐いたりする能力は珪藻土に比べて、
落ちますがレッキとした自然素材です。

私の会社が、
自然素材には自然素材が合うと考えているのは、
その機能性、見た目、ランニングコストの観点から
です。

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家づくり、味わいが増す家とは

投稿日:2015年07月03日 作成者:


こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保篤です。

今、私と妻のあいだで、インテリアショップ、雑貨店を
巡るのがブームです。

先日は、
ちょっと視点を変えて古民具ショップへ行ってきました。

蔵の戸を利用したテーブル

古民具ショップとは、古民家で使われていたドアや引き戸、家具、
雑貨などを販売している店です。

明治や大正時代、昭和初期に使われていたものが展示されていて、
そのままでは使えないので、綺麗に塗装し直したりして
売られています。

また、蔵で使われていた扉を加工しテーブルに転用したものも
展示されていました。

この店は、前から知っていて住宅建築をする際の参考にさせて
もらってもいます。

実は以前にも、アンティークが好きな方の家を新築させていただいた
時に、お値打ち価格の引き戸を見つけたので、ご提案して和室の
出入り口に使用しました。

一つ気をつけなければいけない点として、綺麗に塗装し直して
あるとはいえ、そのまま使えないことです。

なぜなら、
昔と今では建具1枚の寸法が大きく異なります。
昔の建具は高さ約175cm、約幅95cm程度が基準でした。

このことは、日本人の背が当時は低かったこと、和室のつくり方、
生活様式などによると思います。

現代でこのサイズのまま使うとなると、建具に合わせて
生活することとなってしまいます。

そこで、私の会社では、古い建具に新しい木材を継ぎ足して、
高さを2m程度にして新築する家などに、はめたりしています。

↓↓新築住宅に再利用した引き戸

0015_xlarge

最近は古民家の移築など注目されていますが、
そこまで大掛かりなものでなくても、
建具など部分的に手軽に再利用できるものもあります。

古くなっても味が出る物、いいと思います。
Mottainaiとう言葉が世界で注目されているようです。

でも、もったいないと感じることができる物は、
古びても味わいがあるものなのではないでしょうか。

家づくりにおいても、使っているうちに表面が剥がれてしまうような
合板フローリングなどの工業化製品を使うよりも、

無垢材などをできるだけ使った自然素材の家のほうが、
長く暮らしているうちに味わいがでて、愛着が増し、
将来においてMottainaiを感じることができる
ものだと思います。

家づくりを考える時、新築時のピカピカを想像してワクワク
するだけでなく、
将来の味わいが出た床や壁、建具の姿を少しだけ想像してみることも、楽しいものだと思います。

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