こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店を目指す
大久保工業 代表の大久保篤です。
家づくりの標準仕様はどこまで?
新聞折り込みチラシやテレビCMでは、もう何年も前から
「坪単価○○万円」や「○百万円で家が建つ」、
と驚くような金額での家づくりを目にします。
長く続いたデフレ時代、家づくりも他の様々な
消費財と同じように価格勝負!
本当にそんな金額でマイホームが建てられたら魅力的です。
しかし
家づくりは誰でも勉強すればするほど、知れば知るほど、
こだわりを持ちたくなるものです。
既に完成した分譲住宅なら、何も悩まずに納得して
「そういうものか」、「なんとなくいいんじゃない」
という感覚で、購入できます。
しかし、注文住宅ではそうはいかないのです。
なぜなら、家は他の消費財とは違い完成品ではないのです。
洋服、家具、車...など、生活する上で購入する商品のほとんどは、
完成品です。
購入を決める時に悩むのは、金額、性能、デザインなど
その物単体でです。
こと家づくりとなると、どうでしょう!
柱や梁など木材の種類、外壁の材質、断熱材、床材、壁材、
システムキッチンなどの設備etc…
というように決めるべきものが、無数にあります。
それら、一つ一つを安価な物を標準仕様とし、
パッケージ化すれば坪単価を抑えた家ができる
はずです。
私の会社でも以前、そのような家づくりを
検討したことがありました。
しかし標準仕様として提示したもの以外に、
長持ちする素材、本物の素材があることを
お客様に伝えざるを得ませんでした。
なぜなら、
家づくりにおいては、長い目で見れば、良い物の方が安い
ことを知っているからでした。
劣化が早い合板フローリングやビニールクロスを後で張替えたり
するには、あたり前ですが、どこかで買ってきて交換すれば
済むものではありません。
リフォーム工事が必要となるので、新築時とリフォーム時で工事費が
二重にかかってしまいます。
なによりも、無垢フローリングや塗り壁材など、
良い物があるということを家ができた後で知り、
「なぜ教えてくれなかったの?」
と言われたくないからでした。
標準仕様よりも良い物、長持ちする物があるのなら、
そちらを選びたくなるのが人間だと思います。
すると、
標準仕様が有名無実化して当然、
坪単価○○万円は絵にかいた餅となってしまうのです!
そのような絵にかいた餅で、客寄せはしたくないので、
企画住宅はしばらくやめていました。
しかし、「標準仕様はないの?」や「概算でも目安となる予算を組みたい」
とのご要望があり、
改めて私の会社の標準仕様を作成しました。
ただし、
安価な床フローリングやビニールクロス、断熱材などを
標準仕様に設定していません。
はじめから、
無垢フローリング、塗り壁材、高性能な断熱材、耐震性能
を備えた標準仕様
の企画住宅です。
よそに自慢できるような安価な坪単価ではありませんが、
標準仕様のままで、きっと誰でも満足できる企画住宅です。
大久保工業は自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。
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