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高気密高断熱の注文住宅

2019年12月5日

家の耐震性について理解しておきたいポイント3つ

東北や熊本での地震以降地震が多く、
自分たちが住む家の耐震性について気になるところです。

これから家を建てようとする人も、すでに持ち家の人も、
自分の家がどの位大きな地震に耐えられるのかが気になる
のではないでしょうか。

家を新築しようと考える時に耐震性について
理解しておきたいポイントをまとめてみました。

家の耐震性のポイント1 構造計算する・しない

八王子の注文住宅 耐震

八王子市で創業59年、自然素材の家づくり№1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保 篤です。

家を建てる時には建築基準法という法律に沿って
建てる必要があります。

その中に構造計算を実施して法律に定められた耐震性を
確認した設計をしなければならないことが定められています。

ただし、特例があって
小規模な木造2階建て迄の大きさの家については、
必要な壁量が足りているかどうか等を建築士が
簡易的に計算確認すればいいことに、法律ではなっています。

つまり、木造2階建ての家であれば、
構造計算をしなくても建てることができるのです。

しかし、簡易的に耐震性を確認した家を
実際に構造計算してみると、必要な耐力を満たしていない家が
多くあるといわれています。

国も一度、この特例の廃止予定を発表しましたが、
今でも特例は残ったままです。

構造計算には手間・時間・お金がかかりますが、
することによって、
自分の家で使われている基礎、土台、柱、梁などの材料が
なぜこの大きさなのか、この種類なのかに根拠があることが
わかることになります。

家の耐震性のポイント2 耐震等級

耐震等級とは、簡単に言うと耐震性能のランク付けです。
住宅性能表示制度や長期優良住宅の認定制度を
申請することにより、自分の家の耐震性がランク付けられます。

カテゴリーは等級1・2・3の3種類で、
耐震性能は1<3です。

等級の基準としては、
等級1は震度6・7の地震に対して大きな修理は必要だが倒壊しない。
建築基準法を満たす程度。

等級2は震度6・7の地震に対してある程度の修理は必要だが倒壊しない。
建築基準法の1.25倍の耐震性

等級3は震度6・7の地震に対して、ほぼ修理の必要もなく、倒壊しない。
建築基準法の1.5倍の耐震性

となります。

自分の家に耐震等級をつけるには、
ポイント1で書いた構造計算とリンクしてきます。

住宅性能表示や長期優良住宅なりの制度を利用して
ランク付け、審査してもらうわけですから、
構造計算を実施して根拠資料を示す必要があるのです。

公的な制度でランク付けされるより、
専門家により行われた構造計算の細部は理解できなくても、
その信ぴょう性と家の耐震性がどの位あるのかを認識することができます。

家の耐震性のポイント3 新しい工法の利用

木造住宅を建築する技術も日々進歩して新しいものが生まれています。

地震に備える工法も大きく分けて3つあります。

耐震:梁を大きくしたり、筋交いや壁を増やしたりして揺れに耐える。
つっぱるイメージです。

制震:壁の中に油圧を利用したダンパーを数か所に配置して、
ダンパーに揺れを吸収させて、地震による揺れを減少させる
工法です。

免震:地面と建物の間に免震装置を配置して、地震による揺れを
建物に伝えない工法です。

3つの中では、
耐震は1度の地震の損傷には耐えるが、
数度大きな地震が繰り返した場合に
少しの不安があります。

制震は揺れを抑えることにより、
損傷も軽減されるので、数度の地震にも
対応できるはずです。
コストアップはしますが、びっくりするような金額では
ありません。

建物自体がほとんど振動しなくなる免震工法が
最も地震には有効といわれています。
最近はマンションで多く採用されているのを見かけます。

ただし、戸建ての木造住宅で利用するには、
かなり大きなコストアップを見込まなければなりません。

いかがでしたか?

構造計算・耐震等級・工法について書いてきましたが、

大久保工務店の考えをまとめると、
・構造計算は必須
・耐震等級は最高ランクの等級3を確保
さらに制震装置を設置した工法を標準仕様としています。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保篤
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