注文住宅を建てる時の外構工事のポイント4つ
注文住宅を建てる時には、建物の外観や間取り、内装にばかり
関心が集中して、外構工事のことは後回しにしてしまいがちです。
もしくは、ぼんやりとやることをイメージする程度しか、
はじめは考えないかもしれません。
でも、注文住宅を建てる時に外構工事で
気をつけなくてはならないことを4つのポイントに絞ってみます。
注文住宅と外構工事ポイント1 見た目のバランス
八王子市で創業59年、自然素材の家づくり№1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保 篤です。
外構工事とは、車の駐車スペースにコンクリートを打設したり、
庭にウッドデッキを作ったり、フェンスを作ったりすることです。
最近の言葉ではエクステリアとも言います。
立派な注文住宅が完成して、外構工事はあまり手をつけていない状態、
駐車場がデコボコだったり、フェンスがなかったり、
玄関へのアプローチが歩きにくい
といった感じだと満足感は得られないものです。
せっかくの立派な注文住宅が貧相に見えてしまいますね。
そんなことを避けるためにも、外構も含めて自分たちがどんな生活を
送りたいのかを建物だけでなく敷地全体で考えるべきです。
注文住宅と外構工事ポイント2 予算のバランス
注文住宅を建てる時には、まず資金計画をすることを
当社ではお勧めしています。
大まかに言うと、
土地代金〇、○○〇万円、
建築費〇、○○〇万円、
ローン保証料や登記費用○○〇万円、
付帯工事費用〇〇○万円、
そして外構工事費用○○〇万円
というような計画書を作ることです。
よく言われていることが、外構工事は建築費の1割が相場といわれています。
しかし、外構でやりたいこと、必要なことには1割では全然足りないこともあるし、
逆に充分すぎることもあります。
道路と敷地に高低差が1m以上あって、擁壁を作らなくてはならない時や、
敷地が広くて長いフェンスを作らなくてはならない時など、
ケースバイケースで予算を組まなくてはなりません。
当社が資金計画をお手伝いする時には、
生活する上で望むこと、必要なことをヒアリングし、
敷地の状況を考えて予算組をアドバイスしています。
注文住宅と外構工事ポイント3 外構工事は誰に頼む?
よく言われているのが、外構工事業者をハウスメーカーに紹介してもらうと
マージンが発生するので、だいぶ高くなるということです。
自分で建物のデザイン、雰囲気と外構工事の内容をバランスよくイメージすることができて、業者に伝えることができるのであれば、エクステリア専門業者を自身で探すこともいいと思います。
当社では、建物と敷地全体の雰囲気をバランスよく提案して、外構工事も自社で施工することが多いので、注文住宅と外構工事を同時にさせていただくことが多いです。
注文住宅と外構工事ポイント4 外構工事まで予算がまわらない!?
外構工事にまわす予算が、少し足りないということがよくあります。
そんな時に提案させていただいているのは、
使う資材のグレードを見直すことです。
フェンス1つにしても、製造メーカーや商品の種類は無数にあります。
外観で目立たない部分は安い物に変更したりすると、コストダウンにつながるのです。
それとDIYできるところは、自分ですることです。
駐車場のコンクリートにするとか、ブロックやレンガを積むとかは、
耐久性や見た目に影響するのでプロに任せるべきですが、
砂利を撒いたり、小さな木を植えたりするなどはDIYもおススメです。
いかがでしたか?
注文住宅を建てる時には、自分の生活スタイルと敷地全体のことを考えて、
外構も含めた計画をすると、
大きな意味で満足した暮らしができるようになるはずです。