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八王子の工務店の施工事例

2019年9月22日

新築 リビング階段のメリット・デメリット

当社へ家づくりの相談にいらっしゃる
お客様の中にも

「子供がリビングを通らないと
自分の部屋に行けないように
リビング階段にしたい」、

という、ご要望をお持ちの方は多いです。

実際に暮らしてみて
こんなはずではなかったと
後悔しないよう、

リビング階段のメリットとデメリットを
考えてみます。

リビング階段のメリット
コミュニケーションが増える

八王子の新築 リビング階段

八王子市で創業59年、自然素材の家づくり№1工務店を目指す
大久保工務店 スタッフの大久保ともこですが。

「子供がリビングを通らないと
自分の部屋に行けないように」

というのが、リビング階段にしたい理由の中で
一番多いように思います。

小さなうちはまだしも
成長の過程では、
親子関係も難しくなってくることもあります。

我が家でも、
夫は思春期の娘との関係性で
苦戦を強いられています。

リビング階段にすれば、
自然にコミュニケーションも増えるかもしれませんね。

子供の友達が遊びに来ても、
顔も知らない、来ていたのさえ分からなかった、
ということは無さそうです。

また、リビングと2階が
リビング階段によってつながっているので、
上下階でのやりとりも容易です。

もちろん、
リビング階段にしたからコミュニケーションが取れるとか、
そうでない普通の階段だから、コミュニケーションが不足する
というわけでは全くなく、

コミュニケーションの有無・多少は
家族のあり方によるものですよね。。

リビング階段のメリット
おしゃれで開放感がある

リビング階段を検討している方で
「なんとなくリビング階段って憧れる、おしゃれだよね」
という理由もかなり多いです。

おしゃれな家の写真でも
リビング階段の家が多く紹介されているし、

階段の役割は、
単に1階と2階をつなぐことですが、

リビング階段は
それ自体で、おしゃれでかっこいいですね。

素材やデザインに凝ったものが多く、
おしゃれな空間を作り出すことができる
メリットがあります。

リビング階段のデメリット
リビングが寒い?

リビング階段は、
2階の廊下からの冷気が、
階段を通ってリビングへ流れ込むため、
冬、リビングは寒くなってしまいます。

特に、
2階の廊下に窓がある場合、
2階の窓からの冷気が流れ込むため、

冬、リビングが寒い

というデメリットがあります。

リビング階段を採用するのであれば
高気密高断熱は必須です。

高気密高断熱住宅であれば、リビングが寒いということは有りません。

リビング階段のデメリット
光熱費が高くなる

リビング階段だと、
リビングに2階もつながっているので、
空間が広くなります。

空間が広いので、
エアコンをつけても
すぐには涼しく(暖かく)なりません。

快適な温度になるまで
時間がかかるので、
光熱費も高くなります。

高気密・高断熱できちんと冷暖房計画されている場合は、
光熱費は抑えることができます。

また、
暖かい空気は上へ
冷たい空気は下へたまりやすいです。

室温にムラがあると、
快適でありませんし、余分な光熱費がかかってしまうという
デメリットがあります。

階段の入り口に
ロールスクリーンや引き戸を設置し、
開閉ができるようにすれば、
冬のリビングの寒さや、光熱費の問題は解消できます。

吹き抜けにリビング階段がある場合は、
シーリングファンを設置して
空気を循環させるといいですね。

リビング階段のデメリット
においや音が伝わる

リビング階段で上下階がつながると、
においや音が伝わります。

夕飯時に
おいしいにおいに誘われて
子供たちが自然に食卓へ集まる

というと、
幸せなイメージです。

キッチンの換気扇の性能や
家自体の換気性能は上がってきていますが、

部屋でアロマを焚いてリラックスのはずが、
カレーのにおいに邪魔される

ということも充分あり得ます。

音に関していうと、

音に敏感な方は
リビングのテレビの音が
2階の寝室へ聞こえてくるので
気になって眠れない。

なんてデメリットも有り得ます。

リビング階段のデメリット
リビングは見られることを意識する

リビング階段にすると

リビングは常に人に見られるかもしれないことを
意識しなくてはいけません。

リビングでリラックス、
ソファーでくつろいでいる時に、

予告もなしに
子供は友達を急に連れてきたりします。

友達と仲良く遊ぶのは
親としてはうれしいことなのですが、

小さな子供なら、まだしも、
中学生・高校生ともなると、
散らかったリビングを見られたくは
ありませんね。

貴重なリラックスタイムも、
いきなり人目にさらされることにも
なってしまいます。

「気にしない」を貫ければいいですが、

寛ぎのリビングのはずが、
人目を気にしないといけないという
デメリットがあります。

いかがでしたか?

なんとなく憧れる、おしゃれなリビング階段ですが、
意外にデメリットもあります。
デメリットも、
ちょっとした工夫で解消することも可能な場合もあります。

リビング階段にするかしないかは、
メリット・デメリットを充分理解して、
デメリットの解消方法も含めて、
建築会社に相談すると良いでしょう。
大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保朋子
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