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新築住宅で再利用した建具

2015年7月3日

家づくり、味わいが増す家とは

こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店を目指す
大久保工務店 代表の大久保篤です。

今、私と妻のあいだで、インテリアショップ、雑貨店を
巡るのがブームです。

先日は、
ちょっと視点を変えて古民具ショップへ行ってきました。

蔵の戸を利用したテーブル

古民具ショップとは、古民家で使われていたドアや引き戸、家具、
雑貨などを販売している店です。

明治や大正時代、昭和初期に使われていたものが展示されていて、
そのままでは使えないので、綺麗に塗装し直したりして
売られています。

また、蔵で使われていた扉を加工しテーブルに転用したものも
展示されていました。

この店は、前から知っていて住宅建築をする際の参考にさせて
もらってもいます。

実は以前にも、アンティークが好きな方の家を新築させていただいた
時に、お値打ち価格の引き戸を見つけたので、ご提案して和室の
出入り口に使用しました。

一つ気をつけなければいけない点として、綺麗に塗装し直して
あるとはいえ、そのまま使えないことです。

なぜなら、
昔と今では建具1枚の寸法が大きく異なります。
昔の建具は高さ約175cm、約幅95cm程度が基準でした。

このことは、日本人の背が当時は低かったこと、和室のつくり方、
生活様式などによると思います。

現代でこのサイズのまま使うとなると、建具に合わせて
生活することとなってしまいます。

そこで、私の会社では、古い建具に新しい木材を継ぎ足して、
高さを2m程度にして新築する家などに、はめたりしています。

↓↓新築住宅に再利用した引き戸

0015_xlarge

最近は古民家の移築など注目されていますが、
そこまで大掛かりなものでなくても、
建具など部分的に手軽に再利用できるものもあります。

古くなっても味が出る物、いいと思います。
Mottainaiとう言葉が世界で注目されているようです。

でも、もったいないと感じることができる物は、
古びても味わいがあるものなのではないでしょうか。

家づくりにおいても、使っているうちに表面が剥がれてしまうような
合板フローリングなどの工業化製品を使うよりも、

無垢材などをできるだけ使った自然素材の家のほうが、
長く暮らしているうちに味わいがでて、愛着が増し、
将来においてMottainaiを感じることができる
ものだと思います。

家づくりを考える時、新築時のピカピカを想像してワクワク
するだけでなく、
将来の味わいが出た床や壁、建具の姿を少しだけ想像してみることも、楽しいものだと思います。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保篤
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