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八王子の工務店の上棟作業

2015年9月28日

注文住宅を建てているのは住宅メーカー?工務店?職人?

こんにちは!
八王子市で創業55年、自然素材の家づくりNo.1工務店
を目指す、大久保工務店 代表の大久保篤です。

注文住宅を作るには、いろんな職人さんが必要です。
注文住宅の建前の時に、お客様の奥様に言われました。

「ほとんどの工事を、大工さんがするのかと思ってたわ」

上棟作業
なぜ、お客さんがそう言ったのかというと家の骨組みを
組み上げる建前の時に、

頭(かしら)と呼ばれる人と棟梁と呼ばれる人がいたの
で、「どっちが偉いの?」と質問があり、

建前の時には、大工さんの他に鳶(とび)職人も一緒に
作業することを伝えたからでした。

鳶職は元々、棟上げなど高い所で作業をする人たちで、
江戸時代は町火消しも兼ねていて、その長を頭(かしら)
と呼んだので、今でも頭と呼ばれているのだと思います。

今では、鳶職も基礎工事や足場組立、鉄骨の組み上げな
ど細分化されていますが、

私の会社では今でも建前の時に、大工さんと一緒に作業
してもらっています。

他にも、屋根工事の瓦屋さん・板金屋さん、左官屋さん、
タイル屋さん、水道設備屋さん、電気工事屋さんetc…
と説明し、納得してもらいました。

注文住宅の工事が始まって、現場に最初に登場するのは
大工さんではなく、実は鳶職の人達です。

鳶職人は、建物を配置する位置を設計図通りに、敷地内
で実際に決めて基礎工事を始めていきます。

基礎工事が完了して、足場を組み建前の時に大工さんと
力を合わせて、柱や梁を組み上げていくまでが鳶職の役
割となります。

私の会社の先代社長は、
「鳶と大工は野地(のじ)別れ」とよく言っています。
野地とは、瓦など屋根の下地となる板のことで、野地板
を張る作業から大工さんに、バトンを渡すことを表現し
ています。

では、職人たちをチームとして束ねているのは誰か?

というと、我々工務店の工事管理者ということになりま
す。

工務店はお客さんから要望などを聞き、図面を書き、
職人たちに指示を出して、仕事の出来をチェックし、時
には、やり直しをさせたりしているのです。

ここで、
工務店と住宅メーカーは仕事の仕方が違うの?
という疑問がありますが、

基本的には同じだと思います。
しいて言えば、これまでに述べてきた流れの上に、住宅
メーカーが乗っかるのが住宅メーカーのスタイルです。

分かりやすく言うと、
住宅メーカー⇒指定工務店⇒各職人
又は、
住宅メーカー⇒メーカー子会社⇒指定工務店⇒各職人
となり、

工務店と各職人は下請け、孫請け、又はその孫請けとな
ります。

工務店にとって、工事を管理する立場はお客さんから直
接、請け負う場合でも、住宅メーカーを経由して請け負
う場合でも変わりません。

だから、メーカーの社員は1人で現場の管理を同時に
10棟や20棟の新築工事を掛け持ちできるのだと思
います。

また、工務店は営業、設計、工事管理を1棟ごとに同じ
人間がすることが多いですが、
住宅メーカーの場合は、それぞれが分担されています。

工務店の立場からいうと、
お客さから見て、各職人の顔が見えるのが、工務店だと思います。

逆に住宅メーカーに注文住宅の建築を頼むメリットは、
ブランドを感じられることだと思います。

正直、工務店は住宅メーカーのブランド力の面では、か
なわないと思います。

しかし、家づくりというのは、現代でもどちらかという
とローテクの分野だと思います。

ということは、品質管理などの面でも、職人の顔が見え
る家づくりの選択も考えてほしいと思っています。

大久保工務店は、自然素材を取り入れた、
気持ちのいい家づくりが大好きな地域密着の工務店です。

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投稿者:大久保篤
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